2007年3月26日、私達は「アルバイトをヒーローに」という行動目的をたて、
本会社を起業いたしました。
サービス業を中心とした第三次産業の就業者比率が70%を超える日本にとって、
その核となす有期雇用就労者の活躍が、日本が元気になる一丁目一番地ではないか、
逆に言えば現状はそうなっていないのではないか、という課題感が「アルバイトをヒーローに」という、
起業の精神に繋がっています。
「アルバイトをヒーローに」という想いと目的は、2020年から始まったコロナ禍において、
逆説的に証明されたのではないでしょうか。
外食に加え、食品工場など飲食に関わる就業人口はコロナ前には500万人を超えると
されていました。コロナ禍における諸施策によって100万人の方が、その業から離れ、
またさらに100万人の方がシフトを半減される半失業状態となった結果、
まさに日本が“元気ではない”状態であったことは、当然それを以て全て、ではないですが、
私だけが感じている事ではないと思います。
そして2023年。世の中は少しずつ活況を取り戻し、以前の市場へと戻りつつあります。
2019年3,000万人を超えた訪日外国人は2021年には24万人となりましたが、
2023年には2,100万人を超えるとの予測があります。
結果、市場が戻りつつあると同時に、有効求人倍率が1.5を超え、
空前の人手不足と言われた2019年の労働力需給状態へ、
むしろ人口減少と少子高齢化が進む日本において、
採用課題がさらに、そして大きく顕在化している現状へと繋がっています。
当然、社会から私達に求められる事も大きく変容してきています。
私達自身も、今後さらに顕在化する労働力不足こそが、日本の大きな社会課題であると捉え、
16年目を迎える今日を、少しでもその社会課題を解決する一助となるために、
また、改めて新しい価値の提供を始めるスタート地点にしたいと強く考えております。
私達はこの機会に「つなぐ、つなげる、つながる。」という企業理念、
社会における私達がありたい存在価値を言葉にしました。
人と人、人と企業、企業と企業を、領域に関わらず、まさに「つなぐ」。
多様性を尊重し、尊敬する。採用や就業に関わる不信や不安、不満を解消し、
社会にとって無くてはならない存在となる事を目指し、グループ社員一同しっかりと努め続ける所存です。
改めてここに謹んで御礼申し上げますとともに、
引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
敬具
2023年3月26日
株式会社ツナググループ・ホールディングス
代表取締役社長 米田光宏
プロフィール
ツナググループ・ホールディングス 代表取締役社長 米田光宏(よねだみつひろ)
1969年生 大阪府出身。関西学院大学経済学部卒業後、株式会社リクルートフロムエー(現リクルート)入社。 主にマーケティングや商品開発、組織コンサルティング業務を担当。一貫してアルバイト・パート採用領域に関わる。 株式会社リクルート首都圏FMカンパニー企画室長を経て、2007年株式会社ツナグ・ソリューションズ設立。 同社代表取締役社長就任。2017年6月東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場、翌年7月に市場第一部へ市場変更を果たす。現在グループ12社へ事業拡大。2019年4月株式会社ツナググループ・ホールディングスに商号変更し、ホールディングス体制に移行(同時に事業会社株式会社ツナグ・ソリューションズを新設)。同社代表取締役社長就任。スポットワーク協会代表理事。
お問い合わせ先 広報担当 |
MAIL :tghd-info@tsunagu-grp.jp ※新型コロナウイルス感染症予防措置のためのテレワーク対応を実施しておりますので、 一次受付はメールでの対応とさせていただきます。 |
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