本年も宜しくお願い申し上げます。
ツナググループ・ホールディングスの米田です。
2022年は採用市場にとって、採用そのものが大きく変化した、まさに変革の年でありました。コロナ禍からのリバウンド・リスタート、様々な職場で人手不足が明らかになったと言えます。
スタッフが足りないがゆえに閉めていたホテルが営業再開できない。飲食店のテーブルを間引きして営業せざるを得ない。そういったお客様のお声を相当数お聞きした一年でもありました。
私達ツナググループも、そのようなお声に少しでもお応えできればと努めた結果、2022年9月期において売上高127.2億円(前年比115.4%)、EBITDA5.4億円(前年比197.3%)、営業利益2.15億円(前年比プラス3.2億)と業績予想を上回り、コロナ禍における厳しい業績から、回復の兆しをお示しすることができました。
そしていよいよ2023年が始まります。有効求人倍率は1.0倍を切ろうかと思われたコロナ禍の状況から、直近2022年11月では1.35倍に。ツナググループのシンクタンク、ツナグ働き方研究所では、2023年末には1.45倍になると予測しております。
そのようにバブル期を超える人手不足が予測される中、2018年に3,000万人を超え、2021年には24万人まで落ち込んだインバウンド旅行客数は2023年に1,000万人を大きく超えるくらいにまで回復するとの予測もあり、宿泊、飲食、娯楽業における人材争奪戦は過酷さを増すと思われます。
また2023年4月から、労働者側の同意等が前提になりますが、デジタルマネーでの給与の支払いが可能になります。昨今増加しているスポットワーカーの働き方そのものに大きな影響を与えることになるでしょう。企業側はより複雑かつ高度な職場編成を実現することで、課題とされている職場労働生産性を向上させる糸口を捕まえることが可能になります。
社会保険適用拡大や残業規制適用にむけた準備、更に上がるだろうと予測される最低賃金、不確実性と複雑化が増す労働市場において、ゲームチェンジのきっかけとなるイベントが目白押しとなるのが2023年です。
ツナググループのミッションは「つなぐ、つなげる、つながる。」です。
私達一人ひとりが何かと何かをつなぐことで、何かを変える大きな力になる。
そして、その一つの“つながり”を、また別の“つながり”につなぐことで、世の中を前に進める大きな力になる。
人と企業、人と人、企業と企業、過去と現在、現在と未来を繋ぎ、働く人たちがもっとイキイキと働き、企業がもっと成長し、世の中に面白い仕事を増やす。
そして社会がもっと元気になる。企業や人の、それぞれのありたい姿が実現する。
就労や雇用の在り方、採用そのものの考え方が大きく変容する2023年。
私達一人ひとりが、一つひとつの「つなぐ、つなげる、つながる。」力となることで、社会の、そしてお客様に直面する課題解決にむけ、しっかりと取組む所存です。
皆様のご支援とご協力を賜ったことに深く御礼申し上げるとともに、皆様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈りいたします。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
敬具
株式会社ツナググループ・ホールディングス
代表取締役社長 米田光宏
プロフィール
ツナググループ・ホールディングス 代表取締役社長 米田光宏(よねだみつひろ)
1969年生 大阪府出身。関西学院大学経済学部卒業後、株式会社リクルートフロムエー(現リクルート)入社。 主にマーケティングや商品開発、組織コンサルティング業務を担当。一貫してアルバイト・パート採用領域に関わる。 株式会社リクルート首都圏FMカンパニー企画室長を経て、2007年株式会社ツナグ・ソリューションズ設立。 同社代表取締役社長就任。2017年6月東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場、翌年7月に市場第一部へ市場変更を果たす。現在グループ12社へ事業拡大。2019年4月株式会社ツナググループ・ホールディングスに商号変更し、ホールディングス体制に移行(同時に事業会社株式会社ツナグ・ソリューションズを新設)。同社代表取締役社長就任。スポットワーク協会代表理事。
お問い合わせ先 広報担当 |
MAIL :tghd-info@tsunagu-grp.jp ※新型コロナウイルス感染症予防措置のためのテレワーク対応を実施しておりますので、 一次受付はメールでの対応とさせていただきます。 |
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